06.05.2017

『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』黒川幸則監督インタビュー後編。(前編はこちらから→)どこか現実離れした「夢」のような本作。けれど、監督にはそんなつもりはなかった!?前編に引き続き、本作についてお話を伺いました。

「夢のような作品にしよう」と思っていた訳ではないんですよ

―この映画、台詞も特徴的ですよね。「この町では冷めたピッツァがリーサル・ウェポンだ」とか「ダンプカーにキスされたかと思った」とか、すごくクセになる台詞で溢れていますが、意味を考えてしまうと、よく分からなくなるというか。

僕も、よく理解してやっていたわけではないんです。山形君(山形育弘、脚本)は南米文学も読む人で。僕は、ぽつぽつとしか読んでいないんだけれど、撮影前に「あれ読んだ、これ読んだ」みたいな話をしましたね。南米文学は、よくマジックリアリズム、魔術的リアリズムだと言われます。現実のなかに立っているんだけれど、本人も気付か...

05.27.2017

突然不思議な町に迷い込んだバンドマンが住人たちと共に過ごす酩酊の日々。ピンク映画界で異彩を放ってきた監督・黒川幸則の自主制作に、映画に限らず音楽や現代アートに関わる個性的でフレッシュなスタッフ&キャストが顔を揃えた本作が、いよいよ6/3より関西でも上映されます。

今回は、本作について黒川幸則監督にお話を伺いました。どのようにしてこの作品は生まれたのか?本作とそれをとりまく人々に迫ります。

フィルムで撮りたいっていうのがあるじゃないですか、僕らは、欲望として。それができなくなるんだったら、デジタルでピンク映画を撮るくらいだったら、で、お金も全然ないんだったら、これ、もう自主でやっても同じだなあって

―本作の制作に至る過程を教えて下さい。

脚本の山形君(山形育弘)が、僕の先輩の鎮西尚一監督の映画に出演してたんです(*1)。僕は昔、鎮西監督の助監督をしていたので、そこで、鎮西さんから面白いやつがいるって...

05.24.2017

夏休み真っ只中に、映画お泊り会なんて、いかが?

映画チア部が、夏休みに、神戸で上映イベントを開催します。

上映作品は…『アメリカン・スリープオーバー』!!!

本作は『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督と、今年アカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』の製作スタッフが送る、青春群像劇。

デトロイト郊外、夏休み最後の週末。少年は一目惚れした女性を探し、大学生は双子の姉妹の間で揺れ、少女は“楽しいなにか”を追い求める。毎年恒例の「スリープオーバー」(お泊まり会)を舞台に若者たちの夏を輝かしく描き出します。

今回は、本作をイメージした〝スリープオーバー上映(オールナイト上映)〟を開催します!

そして、現在『アメリカン・スリープオーバー』はBlu-ray化に向けて、クラウドファンディングを実施中です。クラウドファンディングの支援者へのリターンは、本作からインスパイアされ制作されたオリジ...

03.11.2017

デヴィッド・ボウイに、ソニック・ユース、ヨ・ラ・テンゴ… 音楽好きには堪らない3作品が 3/18(土)京都みなみ会館にてオールナイトで上映されます。今回は音楽をテーマに、上映作品3本の見どころを紹介!

上映作品①『アメリカン・スリープオーバー』

デトロイト郊外、夏休み最後の週末。毎年恒例の「スリープオーバー」(お泊まり会)を舞台に若者たちの夏を輝かしく描いた青春群像劇。

ニューヨークのバンドであるBalthrop, Alabama やThe Besties、Beirut、フロリダ州で活躍するMorningbellなどのバンドサウンドが映画を彩ります。

予告編で流れているのは、Balthrop, Alabamaの"Love to Love You"。

Balthrop, Alabamaは、メンバーのPascal Balthrop とLauren Balthrop兄弟の出身地がアラバマ州であることから、...

03.07.2017

3/18(土)京都の京都みなみ会館にて、<グッバイ、ハローNight>と題して『アメリカン・スリープオーバー』『シンプルメン』『フランシス・ハ』の3作品が、土曜日の夜から翌朝にかけて、オールナイトで上映されます。

作品の選定には、「3月はあらゆるところで、出会いと別れが入り混じる時期でもあります。新たな場所での生活を迎えるあなたへ贈りたい作品をセレクトしました」という京都みなみ会館のスタッフの思いが込められています。

(『アメリカン・スリープオーバー』)

上映作品の1つである『アメリカン・スリープオーバー』は、『イット・フォローズ』 監督デヴィッド・ロバート・ミッチェルの長編デビュー作であり、さらには、2017年度アカデミー作品賞受賞となった『ムーンライト』本作と同製作&撮影監督が担当しているということで、今注目の1本です。

 (上から『シンプルメン』(C)POSSIBLE FILMS all r...

02.05.2017

アカデミー賞にもノミネートされ話題となっている、巨匠・マーティン・スコセッシ監督の『沈黙―サイレンス―』。その舞台挨拶が、2月4日TOHOシネマズ梅田で行われた。本作でキチジロー役を演じた俳優の窪塚洋介さんがご登壇。この日、客席で一般の観客とともに映画を観ていた窪塚さんが立ち上がって、ステージに向かって歩き出すと、客席から大きな歓声があがった。

(舞台挨拶に登壇した俳優の窪塚洋介さん)

作品を通して監督とキャッチボールができた

本作を観るのはこの日で3回目だという窪塚さん。「僕の中のキチジロー像と、監督のキチジロー像は正直言うと、ちょっと違う。」と自身と監督の間で役に対する認識の違いがあったことも明かした。

「もっと(自分は)エモーショナルな演技ができたテイクもあったけれど、そのテイクではなく、リハーサルの段階のものだとか、別のテイクが使われているんです。初め観た時は、正直残念な気持ちもあった。け...

01.28.2017

戦時期台湾で生まれ、戦後祖国日本へ引き揚げることとなった「湾生」たちを描いた『湾生回家』ホァン・ミンチェン監督インタビュー後編。(前編はこちら→)今回は監督からチア部へ逆質問も!?そして、かつては日本の植民地であった台湾と日本の関係をどう捉えるか―監督の考えに迫りました。

[ホァン・ミンチェン監督(右)と映画チア部・まな(左)]

「歴史」ではなく、そこで生きた「人」の心の動きを描く

まな:本作は歴史や政治的な背景というよりも、そのなかで生きていた「人」や「人と人のつながり」を中心に丁寧に描いていることが印象的でした。

ホァン:個人的な思いですが、自分は歴史そのものに興味があるわけでなく、学校の授業で習う歴史というのは自分からすごく離れたところにあるように感じていました。自分が学校で習ったのは中国の歴史や地理であって、台湾のものではありませんでした。だから、歴史というのは自分に密接したものではなく...

01.27.2017

戦時期に台湾で生まれ育ち、戦争の終りと共に見知らぬ故郷・日本へ戻ることとなった「湾生」と呼ばれる人々を知っていますか―。故郷である台湾と祖国である日本という、二つのふるさとを持つ彼らは、何を思い、どう生きてきたのか。本作『湾生回家』はそんな彼らの存在に光をあてています。今回は、本作の監督であるホァン・ミンチェン監督に、本作や監督ご自身について、そしてドキュメンタリーというジャンルについてお話を伺いました。

(ホァン・ミンチェン監督)

なぜ映画監督に?監督としてのルーツを辿る

映画チア部・まな(以下まな):ホァン監督自身について質問です。ホァン監督は、何故映画監督になろうと思ったのでしょうか?

ホァン・ミンチェン監督(以下ホァン):いい質問です。原点に返るような気持ちなんですが、まず自分自身が映画が好きであったこと。それから、少年時代に自分が寂しかった時に映画が自分に付き添ってくれたこと。誰も助けて...

10.24.2016

学生のミニシアターデビューを応援する学生限定イベント「シネマツーリング」を神戸・元町映画館にて開催します!!今回の鑑賞作品は『勝手にしやがれ』。上映後に元町映画館支配人の林未来さんをお迎えし、交流会も行います。「え〜がな500」適用でなんと料金はたったの500円。みんなで『勝手にしやがれ』を観て感想を語り合おう♪

▼シネマツーリングって?

「ミニシアターに行ってみたいけれど、1人では行きづらい…」

「ミニシアターってどんなところ?」

「映画好きの友だちをつくりたい!」

と思ったことはありませんか?

そんな声にお応えするのがこの〝シネマツーリング〟!

参加者同士で映画鑑賞して感想を語り合い、トークや解説を聞いて映画についてもっと深められるミニシアターの魅力がつまったイベントです。

学生限定のイベントなので、同世代の人たちとの新しい出会いも!

「初めてだから不安…」

「1人で参加するのはちょっと…」という方も大丈...

10.24.2016

学生のミニシアターデビューを応援する学生限定イベント「シネマツーリング」を京都・立誠シネマプロジェクトにて開催します!!今回の鑑賞作品は『ひそひそ星』。上映後に立誠シネマ支配人の田中誠一さんをお迎えし、交流会も行います。みんなで『ひそひそ星』を観て感想を語り合おう☆

▼シネマツーリングって?

「ミニシアターに行ってみたいけれど、1人では行きづらい…」

「ミニシアターってどんなところ?」

「映画好きの友だちをつくりたい!」

と思ったことはありませんか?

そんな声にお応えするのがこの〝シネマツーリング〟!

参加者同士で映画鑑賞して感想を語り合い、トークや解説を聞いて映画についてもっと深められるミニシアターの魅力がつまったイベントです。

学生限定のイベントなので、同世代の人たちとの新しい出会いも!

「初めてだから不安…」

「1人で参加するのはちょっと…」という方も大丈夫☆

毎回お一人で参加される方も多く、10人〜20...

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